風工房の編み込むニット「フェアアイルベスト」編み始め


SWATCHES:J&S 「Shetland Heritage 2ply Jumper」
ムーリットでフェアアイル用の糸といえば、Jamison and Smith「Shetland Heritage 2ply Jumper(J&S ヘリテッジ)」。糸の使い方を、作品とともにご紹介します。 伝統を受け継ぐカラー Jamison and Smith(J&S)は、シェットランドを代表する糸メーカー。1930年代からシェットランド諸島で育てられた羊の原毛を用い、手編み糸やウール製品をつくり続けています。 ▲ラベルは現在2種類ありますが、同じ糸です 今回のテーマ「ヘリテッジ」は、J&Sのフェアアイル用の糸の中でも特別なシリーズ。 染色したカラー全12色と、ナチュラルカラーのラインナップです。同じくフェアアイル用のJ&Sのウール糸「2ply Jumper W...、やっぱり伝統的なフェアアイル模様にこそふさわしい!ムーリットでも「フェアアイルマフラーキット」としてヘリテッジの魅力を提案していました。こちらはアレンジバージョンを加えて、パターンとして近日中にリリース予定です。 ★2020年10月9日「PDF版フェアアイルマフラーパターン」をリリースしました。 染色した12色の他に、同じ糸で羊そのままのナチュラルカラーも展開しています。こちらのスワッチは、6色をつかった細かなボーダー。自然のやさしい色合いにほっとします。 中央のスワッチも、スタッフが試し編みした模様。明るくチャーミングな柄になりました。 編み込みしなくても せっかくの特別な糸、フェアアイルにしか使えない?……そんなことはありません。 先日リリースした「ヘリンボーン柄マフラー パターン」の多色使いアレンジは、ヘリテッジ6色を駆使して編みあげています。編込んだように見えますが、1段につき1本の糸で編み進めています。 書籍「これが編みたい」では、ヘリテッジを大きめの号数(8号)で編んだ「三角形のボーダーショール」をご紹介しています。ふわふわと細かい毛足があるので、大きめの号数でも目がすかすかにならず、ウールの軽やかさでだれることもありません。きっちり編み詰めたフェアアイルとは別の、ちょっぴりリラックスした雰囲気の編地になりました。 J&Sが大切にしているシェットランドの伝統を教えてくれる「ヘリテッジ」での編み物を、ぜひお試しください。 J&S Shetland Heritage 2ply Jumper 素材:100%シェットランドウール 重さ:25g 長さ:110m おすすめの針:フェアアイル模様で棒針0-3号(US0-3/ 2-3.25mm) ★お買い物はこちらから









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