久しぶりオレ日記6
2017年05月08日

きのう、
かーちゃんが「きょうはおフロの日です」
といった。
とうとう「おフロ」がおいしいのか、わかるのだとおもった。

そしたら、しましまのにーちゃんが、どこかにつれていかれて
ギョビーギョビーとさけびだして、
ちゃいろのにーちゃんが、
「福ちゃん、いま助けにいきますよ!いきますよ!いきますよ!」
とさけんで、
これは、きんきゅうじたいなのだとおもった。

いっぱいさけんだあと、
しましまのにーちゃんが、でてきた。
だいじょうぶかときいたら、ぼーぜんとしていた。

もしかしたら、おフロとは、ぜんぜんおいしくなくて、
すごくきけんなのかもしれないとおもってひなんしようとしたら、
かーちゃんにつかまった。

ちゃいろのにーちゃんにたすけをもとめたが、
ちゃいろのにーちゃんは、へんじもしてくれなかったのであきらめた。

これが「おフロ」なのかときいたら、

「そうですね」と、とーちゃんがいったので、
オレはぜつぼうした。

「おフロ」はぜったいおいしいとおもっていたのに、
うらぎられた。

まあ、でも、しましまにーちゃんがいうほどでもなかった。
かーちゃんは、「柿くん、意外にちっちゃいですね」
と、ニヤニヤしながらしゃしんをとっていた。

しましまのにーちゃんが、
「だいじょうぶ?」ときいてきたので、
「ぜんぜんへーき」
と、ちょっとうそをついた。

そのあと、ちゃいろのにーちゃんもおフロになって、
もじゃもじゃもおフロになったけど、
もじゃもじゃだけ、おしりしかぬれてなかったから、
なっとくいかなかった。

かーちゃんが、「たいへんよくできました」といって、
ちゅーるをくれた。
うまかった。